今は、”オールディーズ”と呼ばれるロックミュージックの萌芽の時代から、
隆盛へと続くときが、まさに青春時代だったような気がする。
若者は、既成の生き方を否定し、新しい生き方を主張する。
その生き方の代表がヒッピー文化だ
康泰旅遊った。
ヒッピーは、ベトナム戦争への反戦の意味もあり、
定職を持たず、髪を伸ばし、中にはドラッグに溺れる者もいた。
そして、ロックミュージックが、当時の若者の主張のひとつでもあった。
そのような中で、1965年にロックバンドである、
グレイトフル・デッド (The Grateful Dead) が誕生した。
大きなヒットこそなかったが、サイケデリック文化を代表するアーティストでもあった。
もはや解散したが、最近になって特に注目を浴
康泰びている。
というのは、ヒットチャートとは無縁で、大ヒットも大スターもいないのにも拘わらず、
ビートルズよりもローリングストーンズよりも遥かに稼いだロックバンドだからである。
彼らの音楽は、ロック、フォーク、ジャズ、ブルーグラス、カントリー、ブルース、サイケデリック・ロックなど様々なジャンルの音楽を内包している。
特徴としては、レコードを売るよりライブの長時間にわたる即興演奏を信条としていた。
そして、自分たちの音楽を聴きにきてくれる聴衆こそありがたいとして
ライブでは、録音も自由とした。
それが、デッドヘッズと呼ばれる熱狂的な追っかけファンが詰めかけることになった。
もともと、レコードが売れる売れないは、どちらでも良く、
ライブに足を運んでくれること、これに重きを置き、そのため録音を自由にしたが、
結局は、高音質の録音レコードが売れる結果を呼んだ。
売れたレコードは、なんと、
19のゴールド(50万枚の売り上げ)、6のプラチナ(100万枚)を記録している。
彼らが目指していたものは、自分たちの音楽を作り上げること。
このロックバンド、
ビジネスをやる上での多くの示唆に富んでいる。